闇金からも見放される人がいる

闇金業者というのはどこからもお金を借りられなくなった人が縋る最後の砦。しかし、その闇金業者からも見放されてしまう人がいる、お金を借りることができない人がいることもまた事実です。

闇金からもスルーされる「最貧困女子」

「最貧困女子」という言葉をご存知でしょうか?これは2014年に話題になった新書『最貧困女子』(鈴木大介著・幻冬舎新書)から有名になった言葉です。

最貧困女子とはその名の通り、経済的に困窮している女性のこと。シングルマザーであることが多く、年齢は20代後半から30代、40代まで、安定した職についておらず、自ら率先してセックスワーク(出会い系を利用しての売春)をしている女性を指す言葉です。

女性であるならばセックスワーク(店舗勤務)に従事すればある程度のまとまったお金が得られるのではないか?と思われるかもしれませんが、セックスワーク業界は今、飽和状態にあり、年齢がいっている女性やルックスに難がある女性などは省かれてしまう傾向にあるのです。

つまり、最貧困女子は「安定的な収入源を持っていない」ということ。貸したお金を返せない可能性の高い最貧困女子に闇金はお金を貸してはくれません。

生きていくお金がない…そんな時、闇金は?

安定した職業もなく、返済する能力のない最貧困女子。通常なら闇金業者もスルーする案件ですが、なかにはその人たちからも搾取しようとする闇金業者がいるのも事実です。

闇金業者の狙いはズバリ!行政からの手当て。子供がいるのであれば育児手当て、生活するのが困難なほど困窮しているのであれば生活保護、住んでいる場所によっては一時的に行政からお金を借りることができる制度を持っているところもあります。

闇金業者はそういった、「確実に入手できるお金を狙う」のです。必要があれば親切なふりをして手続きの手伝いを行うところも…。こうやって、闇金業者にもスルーされがちな最貧困女子も債務者となり得るのです。

経済的に困窮している最貧困女子。一時的にもお金を得ることができたら、一時的には生活は楽になるでしょう。しかし、それはあくまで一時的。もちろん貧困のループから抜け出せたわけではありません。なぜなら、貧困から抜け出すための資金を闇金に搾取されているわけですから。

最貧困女子。誰もが自分の身には降りかからないと思いながら過ごしていることでしょう。大半はそうかもしれません。しかし、人生の穴はいつどこであなたを待っているのかはわかりません。明日は我が身。『最貧困女子』(鈴木大介著・幻冬舎新書)を読むとその言葉が頭に浮かびます。
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金沢優

金沢優

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