非常に巧妙!表からでは非常にわかりにくい、詐欺の温床作り

特殊詐欺グループがアジトとして利用している雑居ビルが在籍屋が関与していたとして、8人が逮捕をされました。

詐欺グループが利用するビルには貸主がいるのですが、貸主は詐欺グループのことを知らないで、不動産が用意をした偽の借主、連帯保証人と契約をしていたということです。

連帯保証人に対して貸主が在籍確認をしなければいけず、その際に偽の連帯保証人である在籍屋を利用していたということです。

詐欺グループが不動産屋と協力をして、貸主から部屋を借りられるようにし、不動産屋が保証人の確認のために、在籍屋(偽の連帯保証人)を利用したということになります。

在籍屋自体も詐欺グループのことを知らず、不動産屋が用意した偽の借主が本当の借主と思っていたようですが、本当のところはわかりません。

ちなみに、この詐欺グループは摘発されており、在籍屋、不正を働いた不動産屋ともに逮捕されています。

 

「在籍屋」逮捕 賃貸借契約で貸主を信用させる

 警視庁捜査2課は3日、虚偽の使用者名義で雑居ビルの部屋の賃貸借契約をしたとして、東京都中央区の会社員、佐伯竜一容疑者(48)ら8人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。捜査2課によると、部屋は実際には特殊詐欺グループがアジトとして使っていた。同課は、佐伯容疑者が賃貸借契約上の保証人を自分の会社の従業員であるように装って貸主を信用させる「在籍屋」だったとみている。

 警察当局によると、在籍屋は暴力団員らが身分を隠して賃貸借契約を結ぶ時にも利用されているという。捜査幹部は「反社会的勢力が絡む犯罪を助長している」と警戒している。

 他に逮捕されたのは新宿区の不動産業者、西村宏之容疑者(37)ら。逮捕容疑は昨年3月、実際の使用者とは別の会社名義で新宿区内の雑居ビル一室の賃貸借契約を結んだとしている。佐伯容疑者は「契約者以外が使うとは知らなかった」と容疑を否認し、西村容疑者は認否を留保しているという。

 

引用先:毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160803/k00/00e/040/215000c

反社会的組織が普通に部屋を借りることはできないが・・・

反社会的組織が賃貸契約をすることは基本的にできないことのほうが多いです。しかし現実にはできています。やはりそこには在籍屋等の存在が大きく介入している可能性があり、反社会的組織よりも、そこに介入している存在のほうがやっかい(公に出づらい、見つけづらい)こともあるでしょう。

またこのような存在が大きくなっていくことは、反社会的組織が公のサービスを利用しやすくなることを意味し、反社会的組織本体と同様に危険な存在であることは間違いありません。

特殊詐欺と言えば、近年闇金のビジネスに取り込まれてきていることで注目されています。

反社会的組織を隠してしまう、在籍屋等の存在については今後しっかりとした規制、対処が必要になるでしょう。

※現状在籍確認で一歩踏み込んで確認をすることはできず、「従業員として存在している」と言われてしまうと、「そうですか」と引き下がらずを得ない状況ということになります。

 

 

The following two tabs change content below.
WYwriter

WYwriter

闇金は社会において暗躍しています。そんな闇金から自分の身を守っていくためには闇金を知る必要があります。闇金はまだまだ数多く存在し、社会的な脅威になり続けるといわれています。知識を身につけ自己防衛していくことが今現在ではより大切になっています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを書き込む

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)